オーストラリア(ビクトリア州、クィーンズランド州、ニューサウス州)の無電柱化事情(海外のアイディアを日本に活かす方法)その2 住宅開発地での無電柱化

光ケーブルの通線作業(作業員は半ズボン!)

お元氣様です!大阪は結構な雨が降っています。無電柱化をすると、地中のケーブルやハンドホールが水に浸かってダメになるんじゃないですか?という質問をいただきますが、そんなことは全くありません。地中のケーブルやハンドホール、管路などは防水仕様になっていますので、水に浸かっても大丈夫なのです。これは、電気のケーブルでも通信ケーブルでも同じです。この防水仕様が架空線と違いコストアップの要因になっています。ケーブルを分岐させる部分も水に浸かるという前提での仕様なんですね。こうした接続部分ももっと、簡素化できれば、コストは下がると思います。

 

住宅地のピラーとトランスフォーマー

ところで、月日の経つのは早いものです。豪州視察から1か月以上経ってしまいました。各方面から、ブログで豪州視察の「その2」は無いのか!?とご指摘をいただいております。そろそろ、第2弾を書いてみたいと思います。前回は、ピラー(地上分岐装置)のことと、それを使わずに地中にコネクタを使って埋設したというものをご紹介しました。今回は、当初ピラーで分岐させていたものを、地中用のコネクタにやり代えている貴重な施工現場を見せていただくことができましたので、こちらをご紹介します!

地中分岐用ケーブルコネクタ

現場を見せていただいたのは、AUSNET社が施工した高級住宅地です。ここは、既に埋設工事が済んでいるところですが、地中のピットは芝生に囲まれて、どこにあるかもわからない状態です。中を開けて見せていただきましたが、蜘蛛の巣と泥が入って、すごい状態でしたが、これでまったく問題は起こらないとのことです。案内していただいた施工担当のブライアンはガハハハハ!と笑いながらなんでも見せてくれました!陽氣でいい人です!また、トランスも明けて見せてくれました。もちろん“生きている”トランスです!日本ではありえないですね!中身は至ってシンプル。工夫すれば、もっと小さくできそうですね!

トランスレーター

翌日はUNITED ENERGY社が施工中の現場を見せていただきました。これはタイミングが合わないとなかなか見れない貴重な現場です。ここでは、既存のピラーを地中分岐用コネクタを使って、地中化しているところです。ここの現場監督も氣さくで、聞けば何でも教えてくれますし、何でも見せてくれました!また、作業員さんも、ジョークがイケてて、なかなか笑わせてもらいました!カメラを向けるとポーズを取ってくれます。それでも、作業している時は真剣そのもの。私が感心したのは、住民の理解です。工事で歩道を通れ無くしたり、車両が通りにくかったりするのですが、住民は一切苦情を言いません。逆に協力的です。こうした環境も無電柱化の推進には必要と感じましたね!

ケーブルをコネクタに繋ぐ
歩道通行止め

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