無電柱化と電線類地中化、この差って何!?

お元氣様です!

お彼岸も過ぎて、三寒四温で、暖かくなったり、冷え込んだりですね。東京は開花宣言も出て、桜がちらほら咲いています。

さて、無電柱化推進法案の国会提出が待ち遠しいこの頃ですが、無電柱化についての基本的なことをお話ししたいと思います。そもそも、無電柱化と言われ出したのは、最近(平成16年)のことなのです。それまでは電線類地中化と言っていました。下記の図参照。

無電柱化推進計画:国土交通省HPより引用
無電柱化推進計画:国土交通省HPより引用

無電柱化という言葉が使われるようになったのは、平成16年の第五期計画からなのです。ではなぜ、無電柱化というようになったのか?それは、下記の図を見てください。

電柱化計画と公共工事予算
電柱化計画と公共工事予算

第4期電線類地中化5カ年計画が始まった平成11年から、長引く不況のあおりを受けて、公共工事予算は横ばいから急激に減少しています。そのため、国土交通省は、電線類地中化だけでなく、電柱・電線を見えなくする“無電柱化”である、裏配線・軒下配線も計画に含める無電柱化推進計画にシフトチェンジ(拡大解釈)をした。

裏配線や軒下配線は、電線類地中化よりもコストが安く済むのがその理由だろう。ただ、これらの方法は、電線を埋設するわけではないので、電柱や電線が持つ、潜在的なリスクを軽減するだけでなく、裏道や軒下へ逃がすという、いわゆる先送りをしているだけなので、個人的には認めがたいと思っています。

軒下配線は、ヨーロッパの主要都市でも使われている工法なので、ケースバイケースではありますが、やはり、無粋な電線は地中に埋めるのが、メンテナンスや防災、劣化を防ぐという観点からも重要と考えます。

いずれにしても、電柱・電線を無粋で何とかしないと!という意識を全国民が持つことが重要だと思います。日本の空が安全安心で美しくなるように顔晴ります!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA