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- 無電柱化ニュース
2017.08.24 | スタッフ
こんにちは!井上Sです!!
昨日はジオリゾームの地元吹田を中心に34,340軒の大規模停電が発生。通勤途中にパトカーがすごかった、という社員もいて、そのうち「マンホール」「爆発音」などの単語が出だし、まさか吹田でテロ??と頭によぎりましたが、ケーブルの破損だったようです。
ジオリゾームのある吹田市内本町1丁目もドンピシャで停電していました。私はたまたま東京にいたのですが、携帯電話が鳴り、正面のシャッターは上がらず、電話やwifiがつながらない、など報告が入り、いかに電気に頼った生活をしているかを実感しました。幸い、10時30分ぐらいには通電が再開し、落ち着いて仕事ができたようです。
関西電力のHPによると、蓋のずれたマンホールの中を調べたところ
敷設されているCVケーブル※1とOFケーブル※2のうち、CVケーブルに穴が開いていることを確認しました。 また、OFケーブルについて、目視で確認できる範囲において、外観上の異常は見られませんでしたが、当該ケーブルに油を充填しているタンクの残油量を確認したところ減少していることを確認しました。
※1:プラスチックで絶縁しているケーブル。
※2:絶縁に油をおよび紙を用いたケーブル。
という状況だそうです。原因は今後調査されて公表されるでしょう。
復旧作業をされた方、苦情処理をされていた方、ありがとうございます!
こういう事故が起こると「地中埋設はだめなんじゃないか」という話がマスコミに登場します。架空線は沖縄など南では台風で、北海道など北では冬の暴風雪で電線が切れたり、電柱が倒壊して停電になることがあります。メンテナンスについては電線事業者がされています。以前、どれくらいのコストがかかっているかを聞いてことがありましたが、教えてもらえませんでした。
昨年10月に発生した東電パワーグリッド管内の新座洞道火災でも地下埋設はダメなんじゃないかという声があがりました。あの火災の事故報告書が同社のHP上で公開されています。OFケーブルを調査したところ「ケーブル接続部にて絶縁破壊が起きたことで、火災が発生し、その後他のケーブルに延焼し、停電が発生した」ということでした。
いろいろ資料を見ていると東電パワーグリッドでは地下のケーブル点検は年1回、ケーブル立ち上がり箇所の点検は6年に1回、洞道内部点検は9年に1回されている、ということがわかります。
地下に埋設された電線は電線事業者が責任をもってメンテナンスされています。架空より強い電線の地下埋設のお問い合わせは「ジオリゾーム」へ!
*業務時間外は、直接担当者に繋がります。
お困りごとなど、お気軽にご相談ください。
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