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- 無電柱化ニュース
2022.09.09 | テスト
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6月23日、NPO法人電線のない街づくり支援ネットワークの勉強会で、「無電柱化に関する最近の話題」と題して、国土交通省 道路局環境安全・防災課 地域道路調整官の宮本久仁彦様に解説していただきました。
特に宮本氏が強調していたのが「第1 無電柱化の推進に関する基本的な方針」の中の「1.取組姿勢」である。そこには、三つの項目が掲げられている。
・新設電柱を増やさない! ・徹底したコスト縮減を推進する ・事業の更なるスピードアップを図る
この三つは、国土交通省が掲げるゆるぎのない方針である。 この取組姿勢に対し、同計画の第4で具体的な施策を掲げているが(下図)、その中でも注目されるのが、「2.新設電柱の抑制」だ。そこには更に三つの項目が示されている。
このとりまとめがこの度整った。
新設電柱の調査・分析についての今回の取組の目玉は、関係省庁(国土交通省、資源エネルギー庁、総務省)が連携して分析し、それを類型化して、対応方策をまとめる。 というものです。
今まで、道路を管理している国交省(道路局)が進めていた無電柱化を、電力・通信を監督管理している省庁も含めて、電柱増加の原因を探り、それをもとに方策を練るという画期的なものである。その結果をまとめたものが今年6月発表された「新設電柱の調査結果概要」である。
結果は、以下のようになった。 ・4 月~12 月の 9 ヶ月間では、電力柱は約 4 万本の増加、通信柱(NTT)は約 0.7 万本の減少 ・電力柱と通信柱(NTT)と電柱を併せて、電柱は約 3.3 万本増加(年間増加本数は概ね 4.5 万本見込み)
電柱(電力柱+通信柱)の新設及び撤去状況↓
参考:国土交通省資料
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