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- 無電柱化のメリット・デメリット
2020.07.07 | テスト
日本にあふれている電柱・電線ですが、倒壊や事故が起きたケースがあります。
『2009年6月16日16日午前5時10分ごろ、大阪府守口市藤田町で道路脇の鉄製の電柱が突然根元から折れ、近くにある4棟続きの木造平屋建て集合住宅の屋根にぶつかって地面に倒れた。けが人はなかった。守口署によると、根元の部分が腐食していた可能性があるといい、同署が倒れた詳しい原因を調べている。』
上の写真が事故当時の写真。この事故の影響で屋根に置かれていたエアコンの室外機が壊れたり、付近20世帯で停電が発生しました。
以下、関西電力による推定原因: 【当該鋼管柱は、地際部の錆による減肉が進行し電線の不平均張力により倒壊に至ったが、これを未然防止できなかった要因は、当該鋼管柱に発生した錆の上には土砂が付着しており、5年に1度の巡視点検で錆を発見できなかったことと推定した。】
この倒れた電柱は昭和57年に設置されたものらしく、約30年ほどで支える部分が錆びてしまい、倒壊に至ったとのことです。何の前触れもなく突然根元から折れたということは街中で見る電柱も、もしかしたら倒れてくるかもしれない、という気持ちにさせられます。けが人が全く出なかったのは不幸中の幸いでしょうか。
『2009年6月25日午後2時半ごろ、札幌市西区山の手3の1の信用金庫ビルの新築工事現場で、作業中のパワーショベルのアームが電線に接触し、道道脇の電柱3本が倒れる事故があった。札幌西署が工事関係者から事情を聴き、事故の原因を調べている。 同署によると、電柱は3本とも高さ約10メートル、太さ約30センチ。 電柱はほぼ根元から折れて道路をふさいだ。この事故による停電はなかったが、復旧作業のため、付近の街路灯への送電を一時ストップしたほか、近くの道路が通行止めになり、一時渋滞した。』
今回はパワーショベルのアームが電線に引っ掛かり、その結果電柱もなぎ倒してしまったという事故ですね。写真を見ていただければお分かりでしょうが、完全に道路を封鎖していますね…しかし、この事故で周りへの被害がほとんどなかったのは幸いでしょうか。
2018年6月19日午後5時ごろ、春日部市中央1丁目で「電柱が折れている」と、通行人から110番通報があった。現場は春日部駅西口近くの線路沿いで、1本の電柱の2カ所が折れていた。春日部署によると、けが人などはなく、東京電力パワーグリッド埼玉総支社が折れた原因を調査中とのこと。(朝日新聞デジタル 2018年6月20日)
けが人などがなかったことはなりよりですが、今後同様な事態を引き起こさないためにも、早急な原因の解明と対策をお願いしたいですね。身近で突然このようなことが起こるかと思うと、電柱の近くを通ることに不安を感じてしまいます。
経済産業省が2008年夏に事故を把握し、未点検の電柱が計60万本以上あることを知りながら、「対策が進んでいる」として公表されていませんでした。 今も未点検の電柱が計約12万本残っています。一方、NTT東・西日本でも、同様の電柱が計188万本あり、61件の事故が起きていたことも判明しました。
うち5件でケガ人が出ており、総務省は両社などに総点検を要請しました。 (毎日新聞 2009年12月9日)
腐食している電柱の問題は、あまり知られていませんが、身近にある問題です。
阪神・淡路大震災では神戸市内だけで1万本の電柱が倒壊しました。関西電力では兵庫県内で約80万本の電柱を管理しており、電柱の点検は5年に一度行っています。素材のコンクリートがひび割れたり、地面から電柱を引っ張る支線に異常があったりすれば交換するが、傾きが原因で取り換えるのは年に1,2本とのこと。電柱が傾くのは電線の重さや強風、地盤の土質が要因。最初は地面に垂直に立てるが、これも精密な測量はせず、周囲の建物を基準に目分量で垂直を測るためなんと「最初からわずかに傾いている可能性もある」。
電柱は全体の1/6が地中に埋まっている。傾いても電線が引っ張る力に釣り合うように支柱や支線を設けており、さらに骨組は鉄筋なので多少のしなりには耐えられる。だから「大丈夫」との説明。自宅の近くなどで電柱が傾いていて気になれば修復工事は可能であるが費用の一部は依頼者負担になるそうです。 (同年1月30日の神戸新聞)
電柱をすっきり垂直に立てること、破れたクモの巣のような全く見苦しい配線を整理することは電柱・電線管理会社の当然の責務です。
*業務時間外は、直接担当者に繋がります。
お困りごとなど、お気軽にご相談ください。
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