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- 無電柱化ニュース
2019.09.10 | スタッフ
こんにちは!井上Sです!!
まずは、2019年9月9日未明に関東を襲った台風15号により被災された方々にお見舞い申し上げます。
東京電力のプレスリリースによると、本日9月10日10時現在で停電しているのが、まだ625,000軒あるとのことです。
最大停電件数は9日午前7時50分現在934,900軒。残暑が厳しい中、停電している地区の方に重ねてお見舞い申し上げます。
また、電力会社の停電復旧に関わっておられる皆様、どうぞご安全に!
今回の台風の最大瞬間風速は千葉市で57.5メートル(午前4時28分)だったようです。
電柱は風速40メートルを超えると倒れる可能性があるそうです。
↑昨年の台風21号により折れた電柱
>>過去のブログはこちら→昨年の台風21号で被害を受けた電柱本数は1,343本!
昨年9月に関西を襲った台風21号でも停電はのべ220万軒が停電しました。停電の復旧完了が9月20日ですから2週間を要しています。
関西電力の台風21号の電柱の被害状況は下記のようになっています。
◇支持物(折損倒壊等) 1,343本
【内訳】
〇折損・倒壊:881本 (うち倒木、飛来物等:788本 地盤の影響流出含む:93本 )
〇傾斜・沈下・ひび:462本
台風21号の暴風により、飛来物が停電を起こす原因になりました。それに対する対策は「飛散物防止に関する注意喚起の強化」となっています。??注意喚起をしても飛ばされるものは飛びますね。「TVCM、ラジオCM、新聞広告でも情報発信する」とも書かれていますが、あれだけ地中線の方が被害が少なかったという資料が出されていながら「地中化を図る」ということは触れられていません。はっきりは書かれてはいませんが将来的対策として書かれている「災害に強い設備形成も併せて進めながら」という文言に地中化を期待したいと思います。
台風による停電で電力の重要さを再確認した、という声が多いですし、国も「重要インフラの強靭化」は最重要課題の一つとしています。「復旧の速さ」の前に「停電を最小限にする設備の強靭化(=地中化などによる無電柱化)」を国民は求めているのではないでしょうか。
重要道が通行止めになると物流が止まるわけですから減災のためにも効果があります。地震で倒れる以外に台風でも電柱は倒れます。沖縄など南の島では台風で停電するのは当たり前、と聞きます。現に昨年の台風24号は非常に強い勢力となり、宮古島は28日から約17時間、沖縄本島は29日から約27時間という長時間にわたり暴風雨を受けたそうです。最大瞬間風速は、南城市で 56.2m/s(29日 9:55)、那覇市で 53.1m/s(29日 18:15)を観測しました。 沖縄電力管内では過去10年で最長の停電時間 108 時間 49 分 を記録しています。
108時間!? 4日半です!!
↑昨年関西を襲った台風21号の暴風で折れた電柱。
昨年9月21日に重要インフラの緊急点検に関する関係閣僚会議が開かれ、平成 30 年7月豪雨、台風第 21 号、北海道胆振東部地震等の災害に鑑み、電力インフラ、交通インフラを始めとする重要インフラの機能確保について、緊急点検が実施されました。
インフラ総点検の電柱に関する点検結果の内容は
①電柱が倒れる危険性の高い緊急輸送道路があるため無電柱化を行う。
②自治体の無電柱化実施体制が整っていないところがあるので体制の支援を行う。
という2点です。このことは過去のブログでも取り上げました。
>>なんと2400㎞の無電柱化を2020年までに着手!290億円の無電柱化交付金も!!
今回の台風も電線が架空にむき出しでなく、地下に埋設されていたら防げた停電は多かったと思います。
まずは1時間でも早い停電の復旧を祈っています。
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