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2021.07.24 | スタッフ

役目を終えた電柱のリサイクル方法をご紹介!産業廃棄物として廃棄されるのは時代遅れのようです!

こんにちは、夏目です。休日にショッピングに行くと、早くも秋物の新作が発売されていました。暦の上では秋が迫ってきていますが、まだまだ日中の日差しは強いですね。

今日は役目を終えた電柱のリサイクル方法を東北電力を例に紹介させていただきます(参考:東北電力HP)。

当たり前のように私たちの日常に溶け込んでいる電柱ですが、新造があれば当然月日を経ると老朽化があります。また、一般的に電柱の耐用寿命は約40年とされていますが、立地環境や外的要因によって大きく左右されます。

<リサイクル方法>

①水・砕石・セメント等を材料としたコンクリートと、鋼材から電柱を製作します。

なお、非常災害時を考慮し、約2ヶ月分の電柱が保管されているようです。

②電柱はクラッシャーで砕かれ「再生骨材」と「鉄筋くず」に仕分けされます。

③「再生骨材」は主に住宅等の基礎に用いられます。

④「鉄筋くず」の鋼線は金属会社で再び金属に生まれ変わります。

電柱のない街を目指している私たちですが、電柱があっても、可能な限りリサイクルに取り組むという姿勢には学ぶところがあります。

無電柱化のメリットには、防災・景観の向上・不動産価値の向上など様々なものがありますが、例えば、災害時の倒壊した電柱や電線は住宅を損壊させるだけでなく、緊急車両や生活物資の輸送路を塞ぎ、災害復旧に影響を与えることとなってしまいます。

ジオリゾームは無電柱化(電線地中化)により、災害に強いまちづくりとレジリエントなインフラの整備に貢献します。これからも持続可能な社会の実現に向けて、無電柱化に取り組んでまいります。

ジオリゾームのSDGsへの取り組み(コーポレートサイトへ)

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