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- 低コスト手法
2019.06.10 | スタッフ
こんにちは!井上Sです!!
先々週、社員研修旅行で上海に行ってきました。社員研修旅行で海外に行き、全員で「日本の常識は世界の非常識」ということを肌で感じ、日本より進んでいるところ、日本の方が進んでいるところ、その両方を見てきました。
↑上海の信号。カメラが付いていて赤信号で渡ったら信号機についているモニターに顔がでて「違反」と表示されます。夕方には公安が交差点に出ていて、赤信号で横断歩道を渡った人は容赦なく罰金を取られていました。
さて、やはり気になる上海の無電柱化です。観光客が行く場所は無電柱化されています。
↑人気の外灘も無電柱化済み。夜景が見事でした。群衆が押し寄せるのに通行が割合スムーズなのは歩行者を一方通行に規制しているからです。
↑人気エリアを外れると中国も通信線が多くあることがわかります。ぐるぐる巻きなのはタイっぽいですね。タイの無電柱化については↓↓こちらから。
>>タイの首都バンコク:無電柱化の街並みと施工方法をお伝えします
↑3日目は足を延ばして古都、蘇州へ。上海から新幹線で30分ほどです。新幹線に乗るのに苦労しました。蘇州で司馬遷の『史記』に登場する伍子胥の時代、紀元前からあるという盤門を見ました。城壁から見た街は緑が生い茂り、水辺の落ち着いた雰囲気が素晴らしかったです。(「呉」の旗がはためいていたのには興ざめでしたが…。)
↑その後、山塘街へ移動。ここも高校の漢文の時間に出てきたような気がする「白居易」ゆかりの水辺の町です。観光客用のエリアですが、京都の先斗町ぐらいの道幅のところがあります。ここも無電柱化されています。この狭さでどうやって無電柱化しているのか疑問に思います。(先斗町の無電柱化についてはこちら↓↓)
>>ここでできたらどこでもできる?京都市先斗町で小型ボックス設置工事を見学し、感動と寒さで震えた話!
↑どうやら水辺の岸壁に電線が!電線か通信線か詳しくは不明ですが…。岸壁配線?石垣配線?日本では「電気の線は水に浸かってはいけない!」と言われますが、中国の電線は水にも強いのでしょうか??
公共工事として自治体発注の整備事業の場合、設備の管理区分の設定、工事負担費用の割合など、関連する各機関および地域住民との協議内容が複雑化し、調整も難しいと考えられます。事前の整備計画にも相当な時間と費用を要する可能性があり、実際に導入されるまでには、長期に渡り事前調査をする必要があります。今までの当社の取り組みや新提案、国の取り組み、実際に取り入れられた低コスト手法についてもご紹介します。
国は下図のように3つの手法で低コスト化を図ろうとしています。
①管路の浅層埋設 ②小型ボックス活用埋設 ③直接埋設の3つです。
出典:国土交通省資料
何とかコストを下げようとしていますが、まだまだ試行錯誤中、と言ったところです。
大きなコストがかかる無電柱化ですが、完全な無電柱化(電線地中化)以外にも、電線を目立たなくする方法があります。大きく分けて、①ソフト地中化、②裏配線、③軒下配線 の3つがあります。
①~③のいずれも関係者間での合意形成や一定の整備条件が必要となります。
地上機器トランスの設置場所を確保できない場合で、トランスを街路灯柱などに乗せ、電線類は地中配管する方式。
道路幅員が狭く、地上機器の設置が困難な場所で採用された“ソフト地中化”といわれる方式です。設置場所に苦慮する地上機器を柱状にすることで、柱は残りますが、見苦しい電線がなくなります。
↑東京日本橋室町あたりもソフト地中化ですね。でもやっぱりトランス柱は邪魔ですね。
メインストリートの裏通りや民地内等に電柱を配置し、メインストリートから電柱が見えないように整備する方式。
メインストリートの裏通り等に電柱を配置し、引込む電線類を家屋の軒下等に配置する方式。
↑海外では軒下配線がおおいですね。写真はマレーシア。
金沢ではその場所その場所に応じて適切な無電柱化を推進されており、その手法は「金沢方式」と呼ばれています。
様々な過去の事例や国内外からも学ぶことが多いです。
無電柱化のことはジオリゾームへお問い合わせください!
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