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- 無電柱化推進法・条例
2019.04.15 | スタッフ
こんにちは!井上Sです!!
大阪の桜は4月15日現在も咲いています。造幣局の桜の通り抜けが中盤なのに、新緑が芽吹きだして山が笑いかけているのに、まだソメイヨシノが咲いているという大阪人の感覚から言うと????という風景になっています。
↑電柱電線をものともしない満開の桜。
さて、日本には電柱が3,500万本あり、その数は桜の木の本数とほぼ同じぐらい、と言われています。日本人は桜が好きですが、残念ながら電柱も好きなのでしょうか。「電線病にかかっている」と言われても反論しようがありません。
産経新聞に2019年4月5日の小池東京都知事定例会見録がでていました。
「…私、しつこく言っております無電柱化などはですね、あっという間にアジアの国のほうが先にやっちゃっていたりしている。そういう事例なども実際、見てもらいたいですね。東京はこんなにまだクモの巣状態というのを見ていただければよろしいかと思います…」
アジアの他の国の方が無電柱化が進んでいたりする…信じられないように思いますが本当です。現に香港は100%、台北は95%、シンガポールは93%、ジャカルタは35%が無電柱化されています。(手法は地中化だけではない。)
↑アジアからの観光客も日本の電柱にノスタルジーを感じているという話も。
昨年から行政による無電柱化推進計画が発表されてきています。これから徐々に無電柱化が進む行政が増えていくことは確実です。
>>なんと2400㎞の無電柱化を2020年までに着手!290億円の無電柱化交付金も!!
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日本で最も無電柱化が進んでいる東京。多くの人が行き来する中心地に関しては無電柱化が進んでいます。
↑2018年4月の資料によると千代田区の無電柱化整備状況は国道は100% 都道は98% 区道は29% 千代田区全体で44%です。
実際に無電柱化が進んでいるのは幹線道路がほとんどで、生活道路である区道での無電柱化はまだまだこれから、といったところです。
出典:東京都建設局事業概要
日本で無電柱化が進まない要因とはなんでしょうか?
2019年4月、国土交通省道路局のホームページで無電柱化「低コスト手法導入の手引き(案)Ver.2」が更新されました。
>>画期的!”既設電柱にNO!!”という方法!!無電柱化低コスト手法の手引きVer.2が発表されました。
最近ではアジア諸国よりも遅れている日本の無電柱化ですが、ようやく様々な低コストの手法が出てき始めました。しかしながら各種規制については行政が、地上設置トランスの小型化などの技術革新については電力会社が消極的なままであることも現実で、現状の日本の電柱大国化を招いているといえるでしょう。
“コスト”については、1986年の新規住宅開発地で400~250万円/戸(『電柱のないまちづくり』学芸出版社)だったのが、100~150万円/戸程度(電力負担金を含む)に下がってきています。先進的なデベロッパーやハウスメーカーが無電柱化にチャレンジをして、成果をあげられています。>>こちらのページに掲載。
住宅開発地の無電柱化を次世代まちづくりの戦略的商品として捉えれば、まだ主流になっていない今が好機といえますね。
日本人は身近に電柱があるため、電柱があるのが当たり前だと思っている人が多いと言われます。このことが、無電柱化の機運が高まらない原因かもしれません。この状況に危機感を感じ、無電柱化を子供たちに啓発する、小学生向けの無電柱化授業を行ったりしています。
>>小学生向け無電柱化出前授業の様子はこちらのブログをご覧ください。
これまで数回行ってきましたが、授業の最初に「電柱が無くなるとTVやインターネットが使えなくなるので電柱はあった方がいい」と答えていた子供たちが、授業の最後には「電柱がなくても電線は地下に埋めたりするのでTVもインターネットも使える。電柱は無い方がいい」と答えてくれるようになりました。無電柱化に対する正しい知識を提供することも無電柱化の推進には有効だと感じます。
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