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- 無電柱化工事
2021.06.30 | テスト
こんにちは、村上です。 電線類地中化の設計や設備↓についてメンバーと共に、綴っていきたいと思います。
先日は、技術営業部のナッテイと現地調査に行ってきました!
既存道路の無電柱化の方法を検討するため、いろいろと見て回りました。 既設の電柱がある道路の無電柱化は、難易度が高くなります。 町おこしを兼ねての無電柱化を計画しても、断念するケースが多い様です! そこで、ジオリゾームの出番となります、お任せ下さい!最新の無電柱化手法や低コスト手法なども駆使して、無電柱化が実現できるよう検討します!
●当社の無電柱化設計サービスはこちらもご参考に↓↓
目次
こんにちはナッティです。
無電柱化法成立以後、関東と関西エリアで民間戸建開発地の無電柱化相談が急増しております。そのため弊社は関西・東京電力と配電計画について協議を行いますが、実は少し配電方式に違いがあります。今回はその違いを解説してみたいと思います。
関西では、ハンドホールから1宅地につき、1条電力の配管をする方式ですが、関東ではΠ(パイ)方式、もしくはループ方式と言って、一つの電力系統を円環状に配線する方式となり、1戸の宅地に別方向から2条の配管が引き込まれる形となります。パイ方式の場合、どちらかの管路が何らかの理由で配電できなくなった場合でも、反対方向からも電気を送ることが出来るというメリットがありますが、単純に管路が倍近く長くなり、関西方式と比較してコスト増となります。
各宅地に引き込む際、関東の場合は雨水桝、汚水桝同様、電力用の宅地桝を設置する必要があります。この設備は土地所有者の物となりますが、責任分界点を設けるという意味で、関東では設置を要請されます。1基あたり材工込で10万円前後しますので、かなりのコストアップ要因となります。関西では特に設置の必要はありません。通信用の宅地桝(テレピット)はどちらも必要となります。
関西では通信と電力のハンドホールがそれぞれ別に必要となりますが、関東では特殊部Ⅰ型が使用され電力・通信管路が両方収容することが可能です。特殊部Ⅰ型は共用のため、かなり大きく、1基あたりの金額も大きな物になります。
主に以上のような違いが関西、関東では存在します。ジオリゾームでは各電力会社の承諾を得た上で低コストの整備を提案致しますので、ご安心してご相談下さい!宜しくお願い致します。新たな低コスト手法もどんどん取り入れて行きたいと思います!
こんにちは、夏目です。 今日は無電柱化に大きな役割を果たす「ハンドホール」ついてご紹介します。
ハンドホールとは無電柱化に必要な設備のひとつで、地中管路に一定の間隔で設けられたメンテナンス用の桝のことです。
写真の手前にあるのが通信用の桝、奥にあるのが電気用の桝です。高さは通信用の桝が160㎝程度で、電気用の桝は通信用よりも一回り小さい大きさでした。今回の写真は大阪府枚方市で無電柱化の工事をされている現場にお邪魔して撮影したものです。知識で知っているよりも迫力があり、実際に現場を見ることの重要性を知りました。
ここからは、過去に街角でみつけた設備も含めて、電線類地中化の設備をご紹介していきます。
電線共同溝方式以前のCAB-ケーブルボックス(CableBox)キャブのようです。
先日、福岡県福岡市内で電線類地中化を整備している街を視察してきました。写真は、電力の変圧器のようです。外観は、関西の電力設備の他回路開閉器に似ていました。
大阪府吹田市内を営業中にかっこいい電線共同溝用の街路灯をみつけました。(個人的な意見で申し訳ありません。) 街路灯に変圧器とおそらく開閉器が取り付けられているようです。この場合の管理区分がどのようになっているか調べてみます。
こちらは設備ではありませんが、軒下配線です。
無電柱化したい通りの脇道に電柱を配置し、そこから引き込む電気や通信の引き込み線を沿道家屋の軒下または軒先に配置する手法です。
短所として家屋立替時に軒下の配管、配線が支障となることがあったり、電柱、電線類の民地内占用が必要となることが多いので配線費用の負担や維持管理の合意形成が難しいようですね。
最後に、井上より、海外の電柱事情を少しご紹介します。
私は仕事柄、どこへ行っても電柱があると気になります。そこで今回はハワイの電線類地中化事情をお話ししたいと思います。
先日、ハワイのオアフ島へ行ってきました。 『ハワイ』と聞くと誰もが青い空と青い海を思い浮かべると思います。 世界でも有名なビーチリゾート!! きっと無電柱化されているのだろうと思っていました。 到着後すぐに、ダイヤモンドヘッドの近くに住んでおられる知人宅を訪問しました。 知人宅に向かう車の窓から電柱が見えましたが、木でできた『木柱』でした。
知人に「ハワイには『ヤシの木』が多いから電柱も『ヤシ』ですか?」 と聞いたところ、ヤシではありませんでした(笑)(何の木か不明…)
電線は日本の電線より太いようです。日本同様、電気と通信の線が上下に通っていました。 余ったケーブルも無造作にグルグル巻きにしてあるのも日本と変わりませんね。
知人は「木柱だから腐って倒れるかもしれない!!心配だ!」と漏らしていました。
素晴らしい自然の中で、心が穏やかになるハワイ。 その景色の美しさを電柱と電線で遮らないでほしいと願わずにはいられませんでした。
無電柱化について、何なりとご相談ください!
こんにちは!村上です。
本日は、無電柱化の予備設計についてお話します。 建通新聞の電子版に下記の記事が載っていました。
「国土交通省兵庫国道事務所は、国道2号のうち、神戸市須磨区須磨浦通5、明石市桜 町11などで予定している電線共同溝の予備設計に着手した。須磨浦通の設計はウエスコ、明石市桜町の設計は協和設計がそれぞれ担当。」
ところで「予備設計」ってなんでしょうか? 調べてみました!
行政のマニュアルの記述に下記の文章がありました。 「予備設計(基本設計)とは、空中写真図又は実測図、地質資料、現地踏査結果、文献、概略設計(構想設計)等の成果品及び設計条件に基づき、目的構造物の比較案について技術的、社会的、経済的な側面からの評価、検討を加え、最適案を選定した上で、平面図、縦横断面図、構造物等の一般図、計画概要書、概略数量計算書、概算工事費等を作成するものをいう。 なお、同一の業務として目的構造物の比較案を提案することについてもこれを、予備設計(基本設計)とする。」 ・・・むずかしいですね!
とにかく、無電柱化を進めるにも設計の技術を磨く必要があるということです! がんばります!!
平面図
管路工標準図
そして、余談ですが、
大阪瓦斯ビルヂング(おおさかがすビルヂング)
無電柱化しても電線や電柱が残っているところが結構あります! 本日は、「なぜそうなるのか?」を考えてみます!
無電柱化(電線類地中化)を大きな道路(幹線道路)で整備した場合、枝道(交差点などで繋がっている脇道など)には電線・電柱がそのまま残っています。 一番端の電柱を倒れないように支えるワイヤーを支線(※斜めに地面に引っ張っているものを支線、電柱どうしで引っ張り合わせているものを水平支線。)といいます。 その視線が店先の入口などに掛かってしまうなど、障害がある場合は水平支線にします。 つまり無電柱化した道路を横断して、対面の枝道の電柱までワイヤーを引っ張るのです。
安全のためですが、せっかく無電柱化したのに悲しくなります・・・! 日本の建設業界の最新技術をもってすれば、なんとかなるはずです!
世界に誇れる美しく安全な日本になるためにジオリゾームも『無電柱化』の技術をもっと磨きます!
ちなみに、無電柱化設計を検討する際には、「現地調査」を行います。
既設道路(公道)の部分に新に電線類地中化設備を整備する場合には、設計および施工に必要な現地の状況を把握することを目的として、現地調査を行う必要があります。
調査する大まかなポイントは、
1)道路管理図または平面図を基に、歩道幅員、官民境界、既設占用物件等の位置、架空線の状況、切り下げ位置(車両出入り口設置のための縁石切り下げ)の変更等の歩道状況、および建物の建て替え、植樹帯の設置状況等の沿道状況を把握する。
2)マンホール、仕切弁等(液体や気体を流す配管の中に組み込んで流れを通したり、止めたり、あるいはその量を調節するために用いられる機器)、埋設物の位置や大きさの確認を行う。
3)現地において、電柱の有無、標識等の路上施設を確認して 電線類地中化の線形を決定する上での資料とする。
などです。どんなことでもお気軽に、お問い合わせください。
こんにちは村上です!
ドラフター(製図台):「インターネット上の画像をお借りしました。」
本日は、最近の無電柱化の設計についてお話します! 当社ジオリゾームでは、無電柱化(電線類地中化)の設計業務を請負った場合、自社で設計図を製図していきます!
私が無電柱化(電線類地中化)の仕事に就いたばかりの頃(16年前)は、”ドラフター”という製図する道具が会社にありました! 残念ながら使用しているところを見たことは、ありません!
すでに、パソコンで製図する”CAD”が導入されておりましたので、事務所の片隅にあったその道具について質問をすることもありませんでした。 どんなものだったのかインターネットで調べてみました。
ドラフターでの製図状況:「インターネット上の画像をお借りしました。」
【ドラフター】製図板上にT定規、勾配定規、縮尺定規などの製図道具の機能を集約したアームがついている製図台のことを指す。なのだそうです。つまり手書きで製図して、データ管理も図面のサイズのままで保存、管理していたのです。しかし、設計がこんなに進歩しているのに無電柱化の現場では、仕様がこの時代と殆ど変わっていません! 特に地上部分に残ってしまう機器は、サイズも殆ど変わっていません。(全く同じと言ってもいいくらいです!) この状況を私たちが変革することで、コスト削減も可能となり無電柱化がより進んでいくと思います!
無電柱化の設計は、ジオリゾームにご相談を!
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お困りごとなど、お気軽にご相談ください。
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