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2017.04.26 | 社長

ベトナム(ハノイ)の無電柱化事情はどうなっているのか?ちょっと見てくることにしました。


無電柱化あり方検討委員会

お元氣様です! 今日は東京の事務所で、来年卒業の新卒向けの会社説明会をしていました。参加者に「無電柱化」って知っていますか?と聞きましたら、全員が知っていました!ちょっと前までの学生は、「無電柱化???」と、はてなマークがいくつも顔に浮かんでいましたが、最近はマスコミでの報道や、小池都知事の影響もあり、皆さん、ご存知なようです。いいことですね!

また、無電柱化の動きが活発化していますね!東京都は無電柱化条例を作ります。芦屋市の山中市長も条例策定を宣言されました。その他の自治体も、この動きに連動していきそうです。また、相次いで電柱新設禁止をうたう「道路法第37条の改正に伴う道路の占用の禁止又は制限」の適用をする自治体(7県:山形県、埼玉県、静岡県、滋賀県、大阪府、兵庫県、熊本県 2市:横浜市、熊本市)がでてきましたね。いい相乗効果が出てきていると思います!

ところで、来週からベトナムのハノイに行くことになりました。いつも、急に決まるのですが、折角行くならということで、現地で無電柱化に話を聞けないかと思い、NPO法人電線のない街づくり支援ネットワークのメンバーのバーミヤ社にお願いしています。この会社はいわゆるトレンチャーのメーカーで、地面をガリガリと素早く掘削してそこにケーブルを入れるという早業の会社です。このトレンチャーは、無電柱化の低コスト化の切り札とも言え、世界的には、普通に使われているものです。ただ、日本では、規制が多く、これから、どこでどのように使うかが課題となりそうです。個人的には、屋久島で使いたいと思っています。また、北海道のような、道路が広くて、埋設物が少ないところでは非常に有効だと思います。

 

ハノイは、最近無電柱化に積極的との情報(ハノイ市人民委員会は、ベトナム郵便通信グループ(Vietnam Posts and Telecommunications Group=VNPT)および国防省傘下のベトナム軍隊通信グループ(Viettel Group=ベトテル)、モビフォン(Mobiphone)、FPT情報通信[FPT](FPT Holdings)、ハノイ電力総公社(EVN Hanoi)の5社に対し、市中心部における通信ケーブル・電線の地中化工事を加速させるよう促した。Viet-jo.comより)もあります。現在の無電柱化率は28%(日本大使館周辺)で、東京23区の7%を大きく上回っています。このままでは、さらに日本は引き離されそうですね。ハノイでは、できれば、無電柱化の工事をしているところを観てきたいと思います。そこに、日本の低コスト化技術のヒントがあるかもしれませんので。ということで、ハノイのおすすめ情報も募集中です!宜しくお願いします!

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