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- 無電柱化のメリット・デメリット
2023.12.15 | スタッフ
こんにちは!井上Sです!!
寒い日が続いております。清少納言は「冬はつとめて(早朝)」と書きましたが、私の12月の楽しみのひとつは夕日です。この時期、夕日でまわりが金色になるのを見るたびに、頭の中でスティービー・ワンダーが「STAY GOLD」を歌いだします(笑)。
先日、家の近くで空を見ると縦に虹が少し見え、「おっ!?」と思って撮った写真です。「幻日」というのでしょうか。どこに写っているかおわかりになるでしょうか。それよりも電線と通信線にあるクロージャ―等の機器に気になってしまいます。
通信線は電線より低い位置にあり、目に入りやすいのでしょうか。最近電線が増えてきたと感じるのは位置のせいなのでしょうか。
↑上の写真は町の世帯数約1500世帯、人口約4200人の町の中心部の交差点で撮りました。等間隔でキレイに張られているのですが、こんなに本数が必要なの?と思ってしまいます。
↑日本の通信線がこんな感じにならないことを祈るのみです。
さて、無電柱化についてよく質問される内容で「日本は地震大国だから地下に埋めるより架空にあったほうがいいのでは?」というものがあります。
・電線が地中にあると故障した場合どこに異常があるのかがわかりにくい
・地震にあうと地中で断線しないのか?
・液状化現象に耐えられるのか?
などです。
この回答としては・・・
Q1:電線が地中にあると故障した場合どこに異常があるのかがわかりにくい
A1:電線管理者の管理システムにより区間での異常発生は把握できるようになっています。 (その構造が公開されているかは、申し訳ありませんがわかりかねます…)
Q2・Q3:地震にあうと地中で断線しないのか?液状化現象に耐えられるのか?
A2・A3:下記資料にて回答いたします。
地震と無電柱化については、下記のブログ記事にも掲載しています。
また、国交省のホームページにNTTの資料が出ています。
「平成7年1月に発生した阪神大震災においては、電柱が倒壊し人々の生活に大きな影響を与えました。このとき最も被害の大きかった神戸地区の電話回線ケーブルの被災率注)は、架空線が2.4%、地中線が0.03%と、地中線の被害が架空線の80分の1程度にとどまりました。こうした経験を活かし、電線類の地中化により安定したライフラインを実現します。」 (国交省HPより引用)
◆阪神地区ケーブル被災状況◆ (100km)
NTT資料 注)被災率はケーブル総延長に対する被害延長の割合
なので、架空線に比べて地中線の方が安全なのです。
東京電力が平成23年9月28日に出している「電気設備被害の状況分析と地震対策の評価について」という方報告書の中にも
「3月11日の東北地方太平洋沖地震では各地で強い地震動を示し、千葉県湾岸部においては広範囲に液状化が発生した。この地震による地中送電設備の被害は、液状化の影響による管路設備の損壊が中心となっており、地震動による設備損壊は認められなかった。 なお,今回の地震において,ケーブル設備の損壊による電気事故・供給支障は発生しなかった。」
と書かれています。液状化によって管路(電線を収納している設備)に被害があったが電線には被害を受けていないので電気事故も供給ストップも発生していないということです。
架空にあって目に見える方が復旧工事が早い、という質問には、復旧以前に倒れた電柱による被害と危険性、倒れた電柱が道路をふさぎ、緊急車両が通れないなど二次被害の話をさせてもらいます。復旧は仮設電柱でしていただき、安全で強い地中設備に戻していただきたいです。
結論は「地震大国日本なので地中埋設が有効」ということです。
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