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- 国内外のまちづくり
2020.07.03 | スタッフ
写真はイメージです。
お元氣さまです! 新規案件の打ち合わせで東京電力へキックオフ会議に行って参りました。 戸塚事業所の管轄ということで戸塚駅前にて昼食を取り、いざ打ち合わせです。 お客様は以前から本案件の造成地の無電柱化について検討をなされてきたとの ことでなかなか金額的にも厳しかったようですが 今回は是非無電柱化をする方向へ持っていけたらと思っております!!
今回のご依頼内容は新規で宅地造成を行う土地での無電柱化の提案です。 新規での無電柱化の場合、電力や通信ケーブルの供給元を何処にするかも一つ大きなポイントになります。 東京電力の場合は基本的に2系統の供給元を準備する必要があります。今回も同様にどの位置から供給する予定なのかを聞かれ、現地確認時の既存の設置物から考えられる供給ポイントをいくつか挙げさせてもらいました。この際に既に周辺が地中化されている場合には今回の新規の造成地内に設置する桝の位置から既存の道路に設置されている桝まで配管で繋ぐ必要があります。周辺が架空の電柱により配線されているエリアに関しては地中に引き込む電柱を決めてその位置から新規の桝まで連携する形となります。今回は後者となる予定です。 何故上記のように2系統設けるのかというと何かしらの事情で1系統が遮断されてしまった場合に別ルートからの供給することが可能で復旧を素早く行うことができる可能性が出てくるからです。
また、東京電力が別で気にされていた内容は新規で設備を整える場合に各宅地等に何kwhの電力を供給するのかという部分です。新規の宅地に足りる分だけの電力が引き込みのポイントの電柱から配線する場合に容量が足りないのであれば設備の増設等も検討しなくてはいけません。 宅地だけではなく商業施設や高圧を要する工場のような設備を作る場合にも容量が足りるのか見当が必要です。 加えてソーラーパネルの設置を行うか否かも大きな問題になってきます。 蓄電池に電力を充電して消費する場合には問題ないのですが、売電をするということになると逆潮流の電力を送るためにケーブルを太くするなどの検討が必要となり使用する管路の太さも変わってきます。 その為、電力も水道と同じように使われる度に電線内の電力の圧力が変わってきます!地域によって低圧のケーブルにかけられる電圧の高さは変わる為、一本の電線で送れる長さも変わってきます。無電柱化を設計する際に電力の総量がどれくらいになるのかを決めた後に必要な地上変圧器の数量が決まり、開発区域内の変圧器の位置が決まってきます。今後も協議を重ねていく中で良い街づくりのお手伝いが出来ればと思います。
余談ですがキックオフ会議って誰が言い始めたのでしょうかね?サッカーファンのゼネコンの人かな…? 無電柱化のお問い合わせは株式会社ジオリゾームへ!
望月
*業務時間外は、直接担当者に繋がります。
お困りごとなど、お気軽にご相談ください。
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