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2022.02.19 | スタッフ

日本で一番進んでいる!これが芦屋市の無電柱化!

こんにちは!望月です。

先週は比較的暖かい気温で春の到来かと思ったのですが、今週は寒く、昨日はみぞれに遭遇しました。コロナウイルスも流行しているので、体調にはお気を付け下さい。

今回は兵庫県芦屋市の無電柱化について皆さんと共有させて頂ければと思います。

芦屋市実は、実は日本で一番無電柱化が進んでいる都市なんです。市道218Kmのうち無電柱化されている道路が30.55Kmと無電柱化率14%となっています。(平成30年4月時点)

そんな芦屋市へ実際に行き、写真を撮ってきたので写真と一緒にお伝えできればと思います。

芦屋市が無電柱化を進める理由

芦屋市が無電柱化を進める理由として3点あげられます。

  • 災害時に道路を通行しやすくするため

無電柱化されていない道路では、災害時に電柱が倒壊し、道を妨げてしまうことがあります。災害とは地震だけではなく、近年被害が拡大している台風による被害も少なくはありません。自然災害の到来はどうしても避けられないもの。ならば、事前に無電柱化にするなど対策を取る必要があります。電柱が道を妨げることによって、緊急車両が通行できなくなり、急病患者や助けを待っている人のところへの到着が遅くなります。こういった観点から無電柱化は災害時に重要となります。

  • 普段から道路を歩きやすくするため
「電柱 邪魔」の画像検索結果

皆さんも一度は感じたことがあるかもしれませんが、狭い歩道にある電柱。邪魔だと思いませんか?この電柱があることによって車いすやベビーカーなど、歩道幅員が必要な方の通行が困難になります。このような道路だと人同士のすれ違いも厳しく、思わず車道に出て轢かれてしまったということもあり得ます。そのようなことがないように電柱を地中化し、安全な歩道の通行を目指します。

  • 街並みをよくするため

無電柱化されている道路は空間を広くし、電線が邪魔することなく青空まで見渡せます。町全体がすっきりとし自然と街並みがよくなります。

このような理由から無電柱化を進めているそうです。

無電柱化が可能なのかどうかの調査サービスや住宅前の電柱を移設抜柱した事例の無料冊子は、こちらからお気軽にどうぞ

もうすでに無電柱化されている道路は?

六麓荘町の一部、山手幹線、高浜町、南芦屋浜地区では無電柱化されています。私が先日、訪れた山手幹線は無電柱化されており天気も良く素晴らしい街並みが広がっていました。

 

これからの無電柱化計画

芦屋市は10年以内に8路線(2.4Km)での無電柱化工事を始めます。

・芦屋川右岸線(鳴尾御影線以南)

・芦屋川左岸線(鳴尾御影線~阪神電鉄)

・駅前広場西線(JR芦屋駅南口~芦屋川左岸線)

・駅前広場東線(JR芦屋駅南口~芦屋中央線)

・芦屋川右岸線(鉄道沿西線~阪急電鉄)

・鳴尾御影線(芦屋川右岸線~県道奥山精道線)

・芦屋中央線(駅前広場東線~国道2号)

・芦屋中央線(国道2号~国道43号)

さらに、10年~20年以内に7路線(2.9Km)を予定しているそうです。これから新しく作られる道路はもちろん、住民の要望も取り入れていくそうで、無電柱化がどんどん進められていくようです。

 

【11月10日】無電柱化の日イベントの開催も

芦屋市では「広い空 ひろがる未来へ」を掲げ無電柱化を進めており、11月10日の「無電柱化の日」にはイベントも実施しているそうです。

過去のイベントでは、芦屋川地区を題材とした無電柱化後の地上・地下空間のAR体験やパネル展示、無電柱化PR大作戦での書道パフォーマンス、市内の無電柱化がイメージできる写真の募集など、無電柱化を身近に感じて皆さんと楽しめるイベントを行っているようなので、今後のイベントも楽しみですね!

<参考>芦屋市ホームページ

最後に

ジオリゾームは無電柱化の設計から施工まで一貫して行う独立系企業の無電柱化スペシャリストです。

また、近年では宅地開発だけではなく、建柱されている電柱を地中化する「IPPONでも無電柱化」の事業にも取り組んでいます。

ちょっとした疑問、質問にも丁寧に対応致します。ご興味ある方は一度お気軽にご相談下さい。(^o^)

 

 

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