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- 国内外のまちづくり
2017.11.30 | スタッフ
こんにちは!井上Sです!!
先日、兵庫県の城崎温泉に行ってきました。天候は但馬特有の時雨模様でした。
志賀直哉の「城の崎にて」の舞台である城崎は文学の町としてもまちづくりに取り組んでおられます。町も一部無電柱化されていますして、地上機器(トランス)が句碑になっていました!関西電力さん、すばらしい!
地上機器(トランス)とは、地上に設置する変圧器や開閉器のことです。変圧器とは、電力を高圧(6600V)から低圧(100V又は200V)に変圧するため機器、開閉器とは、高圧幹線ケーブルを高圧準幹線及び高圧分線ケーブルに変換するための機器です。
まちづくりの中で無電柱化する際に地上機器(トランス)の置き場所の調整に時間がかかることが多いようです。迷惑がられる地上機器、いろんな地上機器の写真を一部ご覧いただきたいと思います。
↑京都市四条通。歩道を拡幅した結果、歩道のど真ん中にある地上機器。これでは危険な上に邪魔もの扱いされても仕方ないですね。もう移設されたのでしょうか。
置き場所の調整に時間がかかってしまう地上機器がもっと魅力的なものだったら? もっとコンパクトになればいいですし、アーティステックなもの、美しいもの、楽しいもの、役に立つものになれば家の前においてもいいと思うかもしれません。
↑東京都世田谷区桜新町 長谷川町子美術館のある町の地上機器。サザエさんの絵にほんわかした気持ちになれます。
↑北海道美瑛町の地上機器は地元産の木で囲い、プランターに花が飾れます。(訪問した時期が初冬で花はありませんでした。)
↑沖縄県那覇市国際通りの地上機器は落書きによるクラゲ模様でおしゃれ(?)。
↑台湾の台北市の地上機器もカラフルです。
↑インドネシア ジャカルタの地上機器は蓋が空いていましたが…。
他にも、地図が書かれたものや子どもの絵をプリントした地上機器もありました。
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デジタルサイネージとは、屋外・店頭・公共空間・交通機関など、あらゆる場所で、ディスプレイなどの電子的な表示機器を使って情報を発信するメディアの総称です。
地上機器にデジタルサイネージを組み合わせることで、防災・観光情報等を提供することができ、地域防災力の向上や観光振興が期待されます。国土交通省では、埼玉県さいたま市と岐阜県岐阜市などで実証実験を行ったようです。このような地上機器の有効活用が広がると嬉しいですね。
<参考>国土交通省ホームページ
以前無電柱化のお手伝いをした東京都六本木のプロジェクトの工事のあと、新築のビルも完成したとのことで、事業主さんのご厚意で地下にある地上機器(地下機器ですね。)を見学させていただいたことがあります。
ここは、『電柱のない街並みの経済効果』にも紹介させていてる外資系企業ですが、地域貢献の一環として、区道の無電柱化を要請者負担方式で実施しました。その際、地上機器を地下に収納されています。その地下室の写真です。
東京電力の立会いのもと、ヘルメットと命綱をつけて、約6mの階段を降下。なかなかスリリングな体験でした。
地下室の中は、10坪程度のところに、地上設置型トランスが3基と開閉器が4基、そして、予備の設置スペースが1基と所狭しと並んでいました。奥の壁にはトランスから出ているケーブルが各建物へ引き込まれるように取りついていました。さらに、万一の水が入った場合にも対応できるように、底面から1.5m下に水をためるスペースがあり、そこに排水ポンプも設置されていました!
これだけの設備をつくるのは、一般的には、費用やスペースの面で難しいと思われますが、地上トランスが隠れることは大きなメリットになると思います。
地上機器は小型化が叫ばれていますが実は今度行われる京都市先斗町の地上機器は標準より20㎝背が高くなります。これは地下の電力桝が小型化するためです。電力桝を含めた高さは標準が240㎝に対し、先斗町タイプは160㎝~170㎝。70㎝から80㎝コンパクトになっていますね。掘削深度が浅くなる分、コストが下がるはずです!
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