フィリピン セブ島の低コスト無電柱化

お元氣様!先週の6日から10日まで、フィリピンのリゾート地、セブ島に無電柱化の視察で行ってきました!台風1号が直撃か!?との憶測もありましたが、私が行くとあって、怖氣づいて、それてしまいました…。台湾の皆様、ごめんなさい。(私の所為ではありません。)

セブ島は、海がきれいなリゾート地で、本島と空港があるマクタン島から主に構成されています。今回は、本当の中心地であるオスメニア通りの無電柱化について、設計施工をした現地の配電会社のVECO(Visayan Electric Company)さんにお話を聞くことができました。アテンドしていただいたのは、この無電柱化に資材(電力ケーブルコネクター)を供給したSicame(シカム)社のチャールズさん(写真右端)です。

VECOにて、チャールズさんと
VECOにて、チャールズさんと

セブ島も台風が良く来るところなのですが、今回の無電柱化は防災というよりも、観光の一環の景観という側面での無電柱化とのことです。南北に約1.1kmの区間の両側歩道を数か月かけて無電柱化しています。現在、北の両サイドと、南側の片側が工事完了しています。北側の無電柱化工事は、従来の地上設置トランス方式で施工したとのことですが、このトランスがバカデカく(写真参照)、住民や通行人から大クレームが発生したとのことです。それで、南側の無電柱化方式を再検討することになり、そこに採用されたのがSicame社の地中低圧配電用被覆貫通型コネクタ(写真)なのです。

地上設置トランス
地上設置トランス

これにより、工期が短縮され、しかも、巨大な地上設置トランスが不要(側道の柱状トランスから電力供給)となりました。しかも、建設コストは15%削減されたとのことです。いいことづくめですが、導入には苦労もあったとのこと。新しいものを導入するのはどの国でも大変なんですね。しかし、低コストで低工期のものは日本でももっと活用すべきだと思います。これまでの、利害関係に関係なく、良いものはどんどん使っていかないと、日本の無電柱化は進みません。ボトルネックを拡げること、それが、今の日本の無電柱化の喫緊の課題です!

来週7月20日の無電柱化推進展にて、15時から16時まで「無電柱化を推進するための3つの提言」と題して、講演をさせていただきます。お申込みは無電柱化推進展のHPから無料でできます。ぜひ、お越しください!ブースも出展しております。無電柱化でお悩みの諸兄は大歓迎です!

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